法人の電気代は「節約」と「リスク回避」の視点で削減を

法人の電気代は「節約」と「リスク回避」の視点で削減を

  • 最終更新日:2019年11月6日

電気料金の算定方法

毎日使う電気料金の削減は、直接利益の創出につながるため、経営上とても重要なテーマの一つです。
2016年4月の電力小売完全自由化もあり、各社ともこれまで以上に
電気料金の削減を意識する機会が増えてきています。

電気料金の算定方法をまとめた図

法人の電気代の節約と削減について

法人において電気代削減に成功した事例について

ここでは、法人において実際に電気代削減に成功したケースとして、
積水化学工業株式会社の連結子会社である「山梨積水株式会社」や、
大手コンビニチェーンの「株式会社ローソン」などの事例をご紹介していきます。

大型自家消費型太陽光発電の導入で6%の電気使用量削減に成功した「山梨積水株式会社」

2019年5月29日、積水化学工業株式会社の連結子会社で、
射出・押出・ブロー成形品の製造や販売を行う「山梨積水株式会社」は、
積水化学グループの国内事業所では初めてとなる
大型の自家消費型太陽光発電設備を導入したことを発表しました。

この結果、700MWh/年以上の発電が期待でき、
山梨積水の年間使用電力量の約6%を削減することが可能となりました。

また、電気使用量を削減できたことにより、
年間で約350t-CO2の温室効果ガス(GHG)排出量の削減も見込まれています。

積水化学工業株式会社の子会社である「山梨積水株式会社」が、
大型自家消費型太陽光発電を導入した背景には、グループでの削減計画があります。

積水化学グループが2017年度~2019年度に渡って進めている環境中期計画
「SEKISUI環境サステナブルプランAccelerate」において、
2013年度比6%の温室効果ガス(GHG)排出量を削減することを
目標として掲げていることが関係しています。
ちなみに、2013年度の温室効果ガス排出量は94.2万t-CO2)となっています。

この環境中期計画「SEKISUI環境サステナブルプランAccelerate」の目標を達成するために、
二酸化炭素などの温室効果ガスを発生させないクリーンなエネルギーとして、
積水化学工業株式会社では大型の自家消費型太陽光発電を導入したということです。

上記の事例のように、大規模な自家消費型太陽光発電を設置して
電気代を削減したいとお考えの企業様は、「太陽でんき」までお問い合わせください。

法人向け太陽光発電「太陽でんき」~太陽光のプロが電気代削減をサポート

>> 参照:山梨積水株式会社で環境貢献設備が稼働開始(積水化学)

LED照明への交換で約35%の消費電力削減に成功した「株式会社ローソン」

株式会社ローソンでは、2008年2月から
42店舗にLED照明(「スポットライト型」と「ライン型」の2種類)を導入しました。

これによって、従来の蛍光灯と比べて、

  • 店内照明:約33%の電力消費削減/266kgのCO2削減
  • 店舗看板(ラインサイン):約52%の電力消費削減/50kgのCO2削減
  • 合計削減量:約35%の電力消費削減/316kgのCO2削減
    ※1ヶ月あたりの削減量

という成果をあげることができました。

といっても、ただ変えたわけではありません。LED照明は蛍光灯に比べて直線的な光のため、
場所によっては明るさにムラが発生してしまうという問題もありましたが、
店内照明のLED光源にそれぞれ角度をつけて、
商品棚の隅々まで光が届くようにする工夫によって解決しました。

また、陽が当たる日中は、店舗のガラス面側と店舗の奥側で
照明の明るさを変える工夫も取り入れることで、ガラス面側の電力消費量が減り、
より効果的に消費電力量およびCO2排出量を削減することができました。

こうした工夫のおかげで、蛍光灯の頃と同じ明るさを保ちつつ、
コンビニ店内の照明や看板の消費電力量を、従来の蛍光灯と比べ約35%削減、
店舗全体の電気消費量を約5.4%削減することに成功しています。

ローソンでは、今後も既存店へのLED照明の導入を検討していくと明言しています。
ただLEDに変えるだけではなく、従来と変わらない明るさを実現するために
数々の工夫をする心構えは、非常に重要だと感じます。

>> 参照:LED照明により約35%の消費電力を削減(ローソン)

ムダな電気を見直して電力使用量45%削減に成功した「株式会社インソース」

企業の研修やITサポートなどを主な業務としている「株式会社インソース」では、
東日本大震災が発生した2011年3月に、「蛍光灯の3分の2を抜く」、
「エアコンの使用を減らす」などの削減努力で、2010年11月に比べて

  • 電力使用量45%削減
  • 電気代10万円削減(月間)

に成功しています。

それでは、「株式会社インソース」が具体的にどのようにして電気代を削減したのかを見ていきます。

室内の蛍光灯を3分の2抜いて電気代を62%削減

こちらはオフィス内の蛍光灯を抜くという、よく実践されている手法です。
株式会社インソースでは、照度計を使用してパソコン作業に支障がない程度まで蛍光灯を抜きました。
およそ3分の2の数の蛍光灯を抜き、
一ヶ月で62%(3,947kWh→1,507kWh)の電気使用量削減に繋がりました。

寒い日も服装を調節してエアコンの使用を減らし電気代を57%削減

ついついエアコンを使用するのが習慣になってしまっている会社も多いかと思います。
株式会社インソースではそういった習慣に疑問をもち、
厚着をするなどの工夫でエアコンの使用を最小限に抑えました。
その結果、一ヶ月で57%(3,400kWh→1,460kWh)の電気代削減に繋がりました。

使っていないときはパソコンの電源を切るなどを徹底して電気代を13%削減

株式会社インソースでは、使用していないパソコンの電源やモニターの電源をこまめに切ることでも、
電気代の削減に繋がっています。ただ、パソコンは仕事を行う上で必要不可欠なため、
照明やエアコンなどの機器に比べると削減できる電気使用量は少なくなり、
一ヶ月で13%(3,482kWh→3,038kWh)にとどまっています。

上記の株式会社インソースの例を参考に、電気代削減をさらに進める方法としては、

  • 蛍光灯からLED電球に変える
  • 省エネ性能が高いエアコンに機種変更する

などの方法が考えられます。

>> 参照:節電プロジェクト[8] 電力45%減、月間10万円の電気代削減に成功!!(インソース)

新電力会社との契約で多くの企業が電気代削減に成功

電力自由化にともない、続々と登場する新電力会社ですが、まだまだ乗り換えていない企業も多くいます。
しかし、新電力会社に乗り換えるだけで、電気代の大幅削減に成功している企業がたくさんあります。

  • 某飲料会社の場合:電気代削減率(年間)/約17.8%(約230万円)
  • 製造工場を抱える某社の場合:電気代削減率(年間)/約5.77%(約133万円)
  • 某医薬品メーカーの場合:電気代削減率(年間)/約10.8%(約1,700万円)
  • 某医療法人の場合:電気代削減率(年間)/約4.61%(約60万円)
  • 某温泉旅館の場合:電気代削減率(年間)/約12.6%(約40万円)
    ※エコスタイルでんきへの切替以外の例も含まれています

上記はほんの一例ですが、新電力会社に乗り換えて契約プランを見直すだけでも、
大幅な電気代削減に繋がることがご理解いただけると思います。
なぜ新電力会社に乗り換えるだけで電気代が安くなるかと言うと、電気料金の単価が安いためです。

新電力会社の電気料金単価が安い理由には、

  • 既存の電力会社に比べて小規模設備で済むので管理費などが安く済む
  • ターゲットを絞って細かいサービスを提供できる
  • 大手企業の子会社である場合が多いので、そこまで利益を追求する必要がない

などといった理由があります。

また、親会社のメイン事業(携帯キャリアなど)とセットで契約することで、
電気代もお得になるといったプランも用意されている場合があります。
こうしたことも、従来の電気会社より電気代がお得になる理由の一つです。

新電力会社と契約していくら電気代が削減できるのかを知りたい場合は、
「太陽でんき」までお問い合わせください。

法人向け太陽光発電「太陽でんき」~太陽光のプロが電気代削減をサポート

①法人様が電力会社に支払う電気料金の削減を検討するポイント

ポイント1 設備を省電力商品に

現在使用している設備や電化製品を省電力のものに切り替え、電気購入量を減らす。

ポイント2 単価が安い電力会社へ

電力量料金の単価が安い新電力会社へ契約を切り替える。

ポイント3 太陽光発電などで電気を自社で作る

自社で太陽光発電等を設置し、発電した電気を施設でそのまま利用(自家消費)することで
電力会社からの電気購入量を減らす。

ポイント4 電気料金の基準になる最大需要タイミングを調整

デマンドピーク(過去1年間における最大需要電力)をコントロールし、基本料金を下げる。

②電気料金の今後の動きを理解し、電気代の増加に備える

電力会社から購入する電気代には様々な費用が上乗せされている

電力会社から購入する電気代には様々な費用が上乗せされていることをまとめた図

電力会社から購入する電気代は今後も向上する見込みとされており、
傾向についてはこちらのページで詳しく解説しています。

【動画あり】自家消費型 太陽光発電とは? 費用やメリットを解説

「節約」と「リスク回避」2つの視点で電気代を削減しよう

結論として、電気料金を削減するには「①電力会社に支払う電気料金の削減」を実践して
全体の電力消費量を減らすことに加えて、「②電気代の増加に備える」というアプローチで、
今後値上がりするであろうリスクを出来る限り回避することが重要といえます。

そこで有効なのが、エコスタイルの「太陽でんき®」です。
太陽光発電で発電した電気を、売電せずに自社でそのまま使うことによって、
電力会社から購入する電力を減らし、①と②をダブルで達成していきます!