水道代削減のためのメソッド|オフィスのコスト低減を目指そう!

水道代削減のためのメソッド|オフィスのコスト低減を目指そう!

売上に関わらず発生する固定費。コスト低減のため固定費削減に取り組んでいる企業も少なくないはず。
固定費には、人件費や家賃などがあります。それらをを削減しようと思うと
引っ越しなど大掛かりになりますが、もっと気軽に取り組めるのが「水道代」の削減です。

水道代は、通話料金や電気代などと違いプランを見直すといった工夫ができないため、
「どうやっても節約にならない」とあきらめてしまいがちですが、
水道代の見直しには固定費削減以外にもメリットがあります。
水道代を見直して、オフィスのコスト低減を図ってみませんか? 

水道代削減のメリットは2つ!

水道代を削減するメリットとは?

水道代を削減するメリットは、大きく分けて2つあります。

まず、上述の通りコスト低減に影響を及ぼすこと。
特に、工場やクリーニング店など毎日大量の水を使用している企業の場合、
ちょっとした工夫が大きな節約につながるでしょう。

もう1つは、CSR活動です。CSRは「企業の社会的責任」と呼ばれ、
企業が社会に与える影響に責任を持ち、活動を行うことを指します。
単に利益を追求するのではなく、社会にポジティブな影響をもたらすことが企業に求められているのです。

水道代を節約することはコスト低減だけでなく、環境貢献としてCSR活動にもつながります。
例えば、太陽光発電もCSR活動として捉えることができます。
太陽光発電は、石油などの燃料に頼らない、環境にやさしいエネルギーです。

太陽光発電設備をオフィスや工場の屋根、空き地などに設けることにより、
電力会社から購入する電気を抑えられるだけでなく、環境負荷低減にも役立ちます。
太陽光発電と同様に組織として水道代の削減方法を具体化させれば、
CSR活動の一環としてアピールすることもできるのです。

水道代は従量制のため節約が目に見えてわかる!

水道代は従量制が採用されているため、使えば使うほど費用が掛かります。
つまり、節約がうまくいったときには、目に見えてわかるというのがメリットです。

また、使用した水の料金だけでなく、基本料金も別途で掛かってくるため、
月々に掛かる費用は【(基本料金+使用した水道代)×消費税】となります。
この基本料金は、配管から水を引き込んでくる引き込み管の口径サイズによって異なります。

東京都の場合、口径が13mmの場合には860円、50mmになると20,720円と、金額に大きな開きがあります。
では、口径のサイズを小さくすれば水道代削減に役立つのかというと、必ずしもそうとはいえません。
確かに基本料金は安くなるかもしれませんが、口径のサイズを小さくすればするほど、
水圧低下の影響を受けやすくなります。

そのため、複数の蛇口が必要なオフィスや工場などの場合には、
必然的に引き込み管が大きくせざるを得ず、基本料金も高くなるのです。

また、水道代は使用量が増えるにつれ、1㎥(立方メートル)当たりの料金も高くなります。
東京都の場合、13~25mmの引き込み管を使用している場合には、1~5㎥までは0円ですが、
6㎥からは22円/㎥、11㎥からは128円/㎥へと徐々に高くなっていきます。
ただし、料金は地域によってはメーターの使用量が加算されるなど、多少変わってくるため確認が必要です。

水道代削減のための取り組み

水道代削減のための取り組み

では、具体的にどのような取り組みを行えば水道代の削減につながるのでしょうか?
今すぐ取り入れられる方法からチェックしてみましょう。

今日から始められる節水対策

まず着目していきたいのが、よく水を使用している場所です。
家庭の場合には、お風呂や洗濯などで最も水を使用すると思いますが、
トイレや食器を洗うときなどにも水の使用量を減らすことが可能です。
「出しっぱなしにしない」というのは当然ですが、
企業の場合には【従業員の意識作り】が難しいといえるでしょう。

そういった場合には、節水用のヘッドを蛇口に取り付けることで、
使用感を変えずに使用量を抑えることができます。
近年では、節水機能付きの蛇口も取り付け可能ですので、
余裕のある場合には蛇口そのものを変えてしまうというのも選択肢のひとつでしょう。

トイレも「省エネモード」「エコ」など、便利な機能付きのタイプが販売されていますので、
節水可能な便器を導入するという手も考えられます。
また、特に女性は排泄音を聞かれるのを嫌がり、水を流しながら用を足すこともあるため、
トイレにBGMをかけるなどの対策を行っているところもよく見受けられます。

減免制度を利用できる可能性も

業種や地域によっては、水道代の減免制度が利用できる可能性があります。
東京都の場合、公衆浴場や社会福祉施設、メッキ業などが対象です。

ただし、都営水道の給水地域に限定されているため、注意してください。
減免される割合については、施設によっても異なります。
例えば、東京都の社会福祉施設の場合、水道料金【(基本料金+使用料金)×消費税】の10%が対象となります。

メーターを複数取り付ける

先述したように、水道代は使用量に応じて1㎥(立方メートル)当たりの金額が高くなっていきます。
そのため、メーターを複数取り付けて分散させるという方法も検討できます。

基本的にはメーターを増設するということは不可能ですが、
水の使用量が多い業種の場合、例外的に認められるケースがあります。
例えば、1ヵ月に1,001㎥の水を口径13mmで使用している場合、
基本料金が404円/㎥となり基本料金は404,404円となります。

しかし2つに分けるだけでも500㎥(基本料金372円/㎥)、と
501㎥(基本料金372/㎥)となり、
372,372円になり32,032円の削減です。
水道の分散が可能なケースに該当するかどうか、水道局に問い合わせてみるのもよいでしょう。

井戸水を使用!

井戸というと田舎のイメージがあるかもしれませんが、業務用の井戸があることはご存知ですか?
水道代が毎月大幅な負担になるような場合には、井戸水の使用を検討してみるのもひとつの手です。

設備導入やランニングコストは掛かってしまいますが、
災害時に断水してしまったときには非常用として活用することが可能です。
井戸水の汲み上げに必要な電気を、太陽光発電で賄うといった選択肢も検討できます。

※業務量の井戸を掘削する場合には自治体に許可が必要な場合があります。

光熱費も一緒に見直してみよう

光熱費も一緒に見直してみよう

水道代と合わせて見直しておきたいのが、光熱費です。
全体的にコスト削減を行うことで、大幅な節約に結びつきます。

例えば家庭の場合、最も水を使うところといえばお風呂ですが、
お風呂のお湯を沸かすには当然ガスや電気などの力が必要です。
近年はエコ給湯器を利用することで、
電気料金とともに使用した水の量まで把握することが可能となり、節約にも役立っています。
同様の機器をオフィスや工場などに取り入れることで、従業員の意識作りにもつながるでしょう。

また、電気代の削減に役立つのが、再生可能エネルギーの利用です。
なかでも太陽光発電設備は、オフィスや工場の屋根などに設置ができるため、
自家消費のために導入する企業も増えています。モニターを設置することで、
電気の「見える化」も図ることができ、節約にも結び付きます。

太陽光発電のメリットとしては水道代削減のメリットと同様に、
CRS活動の一環としてPRできることです。
井戸水のように、災害時にも利用可能ですので、万が一のときに備えることもできます。

もちろん効率の良いエネルギーシステムを構築することも、
コスト低減にとって重要なポイントですので、電気やガスなどさまざまなエネルギーを活用して、
節約につなげていきましょう。

水道代や光熱費の見直しがコスト低減につながる

ちょっとした心配りが、節約に役立つことがあります。
とはいえ、従業員の意識作りは今日明日に行えるものではありません。
そこで、蛇口に節水用ヘッドを取り付ける・トイレにBGMを流すなど、
今できるところから始めてみませんか? 

電気代やガス代などの光熱費も併せて見直すことで、大幅なコスト低減につながりますよ。

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