工場の電気代を削減するためには?事例を合わせて紹介!

  • 最終更新日:2019年10月24日

電気の基本料金や単価を下げる方法とは

新電力会社ってなに?

電気の基本料金や単価を下げるには、「新電力会社」との契約を検討することも手軽な方法です。
新電力会社はそれぞれ大手の電力会社とは異なる料金プランを用意しています。

新電力会社ってなに?

新電力会社とは、2016年4月に行われた「電気小売りの完全自由化」をきっかけに、新たに設立された電力会社のことを指し、正式名称は特定規模電気事業者です。
従来の電力会社(一般電気事業者)は、東京電力や関西電力など、地域ごとの大きな電力会社10社のみでした。また、電気を契約する側は基本的に電力会社を自由に選ぶことはできませんでした。
現在は、先述の「電気小売りの完全自由化」をきっかけに、電気の利用者が従来の電力会社や新電力会社のなかから、自由に契約する電力会社を選ぶことができるようになっています。

新電力会社と契約すると電気料金が下がる理由

新電力会社は、1kWhあたりの電気料金や基本料金を、従来の東京電力や関西電力などの大手電力会社よりも安く設定していることがあり、電気代が安くなる場合があります。そのため、工場やオフィスで少しでも電気代を削減したい場合にもおすすめです。
では、なぜ新電力会社は電気料金を安く設定できるのでしょうか?
そこには以下のような理由があります。

  • 新電力会社は日本卸電力取引所(JEPX)や発電事業者など、様々な電源からの調達を組み合わせることにより、市況や季節に応じた調達コストの最適化を図っているため。
  • インターネットやガス販売などをメイン事業としている会社が新電力会社を展開している場合も多く、電気以外のサービスとまとめて契約することによる割引が期待できる。

新電力会社にするとどのくらい安くなるの?

それでは、新電力会社に切り替えると実際にどのくらい電気代が安くなるのでしょうか?
ここでは、「エコスタイルでんき」のプラン例を参考に、工場の電気代がどのくらい安くなるかを見ていきましょう。

  • 高圧・特別高圧電力
    高圧・特別高圧電力は、工場やビルなどを対象とした料金プランです。東京電力や関西電力などの従来プランから、「エコスタイルでんき」の高圧・特別高圧電力へ切り替えた場合、年間で約5%の電気代削減につながります。
  • ジョブプラン
    ジョブプランは、飲食店や事務所向けの料金プランです。基本料金が永久0円なのが特徴で、東京電力からの切り替えで「毎月21.6%」、関西電力からの切り替えで「毎月15.4%」の電気代削減効果が見込まれます。
  • 低圧電力
    低圧電力は、店舗や事務所を対象とした料金プランです。コインランドリーの場合、年間で15%の電気代削減につながると試算されています。

プランの詳細については、「エコスタイルでんき」のWEBサイトをご覧ください。

法人様向けサービス | エコスタイルでんき.com

工場でできる省エネ対策のポイント

工場でできる省エネ対策のポイント

ここでは、工場で出来る省エネ対策のポイントについて解説していきます。

消費電力を「見える化」する

さまざまな節電対策を実施していても、成果が目に見えないとなかなかモチベーションに繋がらないケースもあります。そういった場合の対策として、ワットモニター(ワットチェッカー)やエネルギーマネジメントシステムなどを導入して、工場内の消費電力を「見える化」する方法があります。数値によって節電対策効果の有無が把握できれば、対策の精度を改善していけます。

工場の稼働時間を夜間にずらす

稼働時間を調整できる工場の場合、夜間にずらすことも電気代を節約する方法のひとつです。
工場の稼働時間を夜間にずらすことで、

  • 外気温が下がるため、夏場は空調の電気代が節約できる。
  • 夜間電気代が安い電力プランにすることで、電気代を節約できる。

といった効果が期待できます。
ただし、夜間電気代が安い電力プランにすることで、昼間の電気代が逆に上がってしまうことや、従業員の夜間手当が必要になるといったデメリットもありますので、事前によくシミュレーションしてから実施しましょう。

従業員の省エネ意識を高める

工場の電気代を削減するためには、これまでに紹介した省エネ対策だけでなく、従業員一人ひとりの省エネ意識を高めていく必要があります。
しかしながら、頭ごなしに「会社のために省エネをしろ」と言っても、なかなか熱心に行う従業員は少ないかもしれません。主導的に省エネを行ってもらうためには、省エネ活動によって削減された電気代の一部を、昼食手当をはじめとした従業員に還元する取り組みを行うと効果的です。