太陽エネルギーとは?主な活用方法と企業メリット

太陽エネルギーとは?主な活用方法と企業メリット

クリーンな自然エネルギーとして注目を集める「太陽エネルギー」は、
太陽光発電やソーラークッカーなど、さまざまな分野で活用されています。

しかし、具体的にどのようなメリットがあり、どういった技術に応用されているのか。
ここでは、太陽エネルギーとその活用法、メリットについて詳しくご説明します。

太陽エネルギーとは

近年よく耳にする「太陽エネルギー」とは、その名のとおり太陽から放出されるエネルギーを指します。
太陽エネルギーの総量は1年間に消費している世界全体のエネルギー量よりも多いといわれていますが、
もしこれをうまく利用できれば、地球温暖化対策としてはもちろん、エネルギー不足を補うことも可能です。

特に日本は、ほとんどのエネルギー資源を石油や石炭など、外国からの輸入に頼っている国。
そのため、年々深刻化するエネルギー問題の解決に向けて、太陽エネルギーの利用が注目されているのです。

太陽エネルギーの特徴

太陽エネルギーの特徴は、大きく3つ。
まず一つ目は、石油や石炭のように枯渇せずさらに無償であること。
二つ目は、資源の少ない日本でも問題なく利用できること。
そして最後が、CO2を排出しない地球にやさしいエネルギーであることです。

意外と身近な太陽エネルギーの活用法

膨大な太陽エネルギーをうまく活用する方法がないかと考えられたのが、
「太陽光発電」や「太陽熱利用」といった技術です。

まず太陽光発電は、太陽エネルギーを電気エネルギーに変換し、電気として使用する方法。

太陽熱は集熱器により太陽エネルギーを水や空気の中に蓄え、冷暖房や給湯などに利用する方法です。
例えば「ソーラークッカー」は、ここでいう太陽熱を利用した調理器具で、
学校教材やレジャーなどにも活用されています。

このほかにも、太陽エネルギーを利用していろいろな反応を起こさせる「光触媒」も挙げられます。
「光触媒」は、空気清浄・抗菌・汚れ防止などの効果から
住宅の内装・外装、電気製品などにも応用されており、意外と身近に存在する技術です。

このように、すぐ近くで気づかないうちに太陽光エネルギーが活用・開発が進められているのです。

最も注目を集める太陽光発電

注目を集める太陽光発電所

家庭用エネルギーの1/3以上を石炭が占めていた1960年代と比較し、
2016年には電気のシェアが50%以上となり、家電製品の普及も大きく進みました。(※1)
それと同時に電力不足も問題となり、2010年には化石燃料への依存度が80%以上に。
(※1:総務省「第66回 日本統計年鑑 平成29年」より)

そのため、化石燃料を使用した発電から水力や地熱、
太陽光発電といった自然エネルギーを使用した発電が注目され始めました。
なかでも太陽光発電は、家や車の屋根などにも載せられるという気軽さから
普及が進み、日本で注目を集めています。

太陽光発電の弱点

太陽光発電の一番のウィークポイントといえるのが、変換効率。
現在の太陽光パネルは、日々降り注ぐ太陽エネルギーを100%電気に変えることができません。

変換効率が理論上40%近くに達するといわれているパネルはありますが、
まだ実現には至っておらず、10~20%というのが現状です。

また、日照のない夜は発電がされないことや
天候によって発電量が左右されることなども、太陽光発電の課題といえるでしょう。

さらに日本の場合、家庭用太陽光発電システムのほとんどがシリコン系ということもあり、
コストダウンが厳しいといった点もウィークポイントとして挙げられます。

環境への貢献度が高い太陽エネルギーに世界が注目

まだまだ課題の多い太陽光発電ですが、地球温暖化対策への期待から
世界各国で急速に太陽エネルギーの利用が進んでいます。

先述のとおり、化石燃料に頼らない太陽光発電はCO2を排出しません。

2016年6月、ヨーロッパの太陽光発電業界団体Solar Power Europeは、
2015年末までの世界全体における太陽光の累積導入数が229GWとなり、
太陽光市場はわずか10年で45倍以上に拡大したことを発表しています。

特に、日本や中国、アメリカでの新規導入数が著しく、
太陽光による分散電源が化石燃料と遜色のないものへと変わっていることも示唆されているのです。
今後、太陽光発電の普及が進めば、環境への貢献度もさらに増すことでしょう。

この「貢献度」をわかりやすい数字で表してくれるのが原油消費削減量やCO2削減量です。

例えば、10kWの太陽光発電システムを設置した場合、
1年間におよそ10,000kWhの発電が期待できますが、
これを原油消費削減量で換算すると、年間約2,270リットル。CO2では年間5.04t-CO2となります。

「環境価値」のある資源

CO2を排出しない環境エネルギーを考える
同じ電気を作る原子力や化石燃料と比較して、
太陽光エネルギーや風力などは「環境価値」のある資源としてみなされています。

なぜならば、太陽光や風力は再生可能であり、電気や熱といったエネルギーを生み出しながらも
CO2を排出しない「価値」の高い存在だからです。

また、化石や石炭などと異なり、枯渇せず、持続可能なエネルギーという点でも魅力が高く、
企業のCSR(企業の社会的責任)として取り入れているところも多く見受けられます。

例えば、トヨタの「新車CO2ゼロチャレンジ」では、
再生可能エネルギーやCO2フリーの水素を利用したエコカーの開発を推進。
そして工場でも、CO2排出削減を目指し工程のスリム化や
太陽光・風力発電などの利用も取り入れています。

パナソニックでは「パナソニック環境ビジョン2050」を打ち立て、
「より良い暮らし」と「持続可能な地球環境」が両立できる社会を目指し、
化石燃料からクリーンエネルギーへの転換推進にも貢献しています。

さらにはコスモ石油までもメガソーラー事業に本格参入しており、
クリーンで持続可能なエネルギーの供給に携わっています。

世界が注目する太陽光エネルギー

太陽エネルギーは、資源の少ない日本で有効活用できる貴重なエネルギーです。
クールビズや屋上の緑化のように目で見てわかるCSR対策としても活用できるため、
企業の信頼性・ブランドイメージの向上などにもつながります。

変換効率やコストなどの課題はまだありますが、世界が注目するクリーンエネルギーを
太陽光発電として取り入れてみてはいかがでしょうか。

※記載内容は掲載当時のものであり、変更されている場合がございます。

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